冬のライトアップに浮かぶ犀川大橋(1924年完成、2000年には国登録有形文化財に指定)
歩道、の緩やかな曲線を描いて膨らむ部分にはベンチが設置(1993年に拡張工事完成)されているんだけど、上流方面はビューポイントを考慮してかなり左岸に寄っている・・のはいかにも金沢らしい心配り。
澄んだ空に陰影の美しい雲が浮かぶ夕暮れの終わり頃、蒼い空高く昇る月と橋の輝きが生み出した光景。河川敷をゆっくり歩いているからこそ視界に入ってくる‘一瞬の構図’
常々思うのだけれど、その日その時その場だけの風景を‘発見する’楽しみ・・は旧市街散歩の醍醐味。
橋のほんのすこし上空に輝く金星、と月を結んだ線上に微かに火星も灯り、画面全体にほのかに華を添えている。
2017年2月3日18時12分撮影
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金沢城大手門 初冬の真昼
雨が多い割には日照時間も少なくない(3月から11月までの合計日照時間は東京よりも長い。年間でも東京の90%)金澤は実は光の綺麗な街。特に冬の光は柔らかく透明で美しい。
前日の雨が街全体をすっかり綺麗に洗い、まだ乾き切らないわずかな艶もそこかしこに残る中、真っ白く優しい真昼の光が拡散する様子は冬ならでは。南中を少し過ぎたあたり・・なのに早くも濃い影が伸び始めている。眩しく輝く太陽とクッキリ長い影が作る、冬の真昼のコントラスト。2015年12月02日 12時21分撮影
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パーソナル・ナイト・ミュージアム 21世紀美術館
21世紀美術館は毎晩22時まで交流ゾーン(外周部分)を無料で開放している。無料と言ってもそこは金澤、タレルの部屋(ブルー・プラネット・スカイ)で延々と佇むコトも(瞑想や読書にも最適)ヤン・ファーブルの「雲を測る男」を正面に、マイケル・リンのロッキング・チェアに揺られつつボンヤリ心地よい時間を過ごすコトも出来る。そして・・・そもそもプリツカー賞(建築界のノーベル賞とも言われる)建築家ユニットSANAA設計による館を逍遥するだけで其処彼処に・・・パーソナルな美景を見つけるコトが出来る。
例えば外周部分でたまたま目の前に出現したこんな景色。闇をスーっと貫くレストランの反射光と、建物の直線曲線が織り成す調和の美しさに不意打ちされた。 パーソナル・ナイト・ミュージアム。
2015年1月7日18時51分撮影 この場所を中心に 金澤コンシェルジュ通信マップ を表示
例えば外周部分でたまたま目の前に出現したこんな景色。闇をスーっと貫くレストランの反射光と、建物の直線曲線が織り成す調和の美しさに不意打ちされた。 パーソナル・ナイト・ミュージアム。
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ルバンの明り
日中この辺りは旧市街の表通りを回避するクルマで遅くまで混雑する。打って変わって静寂に包まれた夜、「角のパン屋さん」(ルバン in おやま)の明りだけがフワッと闇に浮かんでいる。空には昇り始めた半月。光と闇の塩梅、微妙に三次元的に傾きのある地形も相俟って、優しい夜の小景。旧市街の夜のあちらこちらに時々、ほぼ偶然ポッと出現する「小さな美景」
金澤では昼間歩き慣れた(クルマで通り慣れた)道にも、思いがけず発見がある、というか街の造りが自然と「そういう感性」に囁きかける、と言うべきか。
画面奥(暗くて見えないけど)は尾崎神社(1643年に金沢城内に建立。現在の地には1878年から)通り左手には金沢市指定文化財「旧園邸」(1920年頃築)、金沢出身の谷口吉郎(東宮御所、帝国劇場、東京国立近代美術館などが代表作)設計による石川県繊維会館(現西町教育研修館、1952年築)なども並ぶ。密かに歴史もある通り。
2015年1月14日午前2時30分撮影 ※ル・ヴァン(Levain)とはフランス語で酵母。
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金澤では昼間歩き慣れた(クルマで通り慣れた)道にも、思いがけず発見がある、というか街の造りが自然と「そういう感性」に囁きかける、と言うべきか。
画面奥(暗くて見えないけど)は尾崎神社(1643年に金沢城内に建立。現在の地には1878年から)通り左手には金沢市指定文化財「旧園邸」(1920年頃築)、金沢出身の谷口吉郎(東宮御所、帝国劇場、東京国立近代美術館などが代表作)設計による石川県繊維会館(現西町教育研修館、1952年築)なども並ぶ。密かに歴史もある通り。
2015年1月14日午前2時30分撮影 ※ル・ヴァン(Levain)とはフランス語で酵母。
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金沢文芸館 雪のイルミネーション
日没から22時まで仄かにライトアップされる金沢文芸館(国登録有形文化財)は1929年築の元銀行。(市が改修し平成17年に文芸館として開設) 大きく張り出した枝全体に雪溶けの雫をたわわに付けた街路樹が街灯の光を受けてキラキラ光る冬のイルミネーションの様。窓枠から漏れる優しい光の表情と相俟って印象的な夜の小景を作っている。あと数時間、ライトアップが終わってしばらくした頃には・・もうこんなふうには煌めいていないだろう。
雪は降り積もって辺りを塗り替え、溶けて艶をかけ、そしてあっという間に無くなってしまう。絶えず移り変わる景色の刹那、雪のイルミネーション。
2015年1月1日20時15分撮影 この場所を中心に 金澤コンシェルジュ通信マップ を表示
雪は降り積もって辺りを塗り替え、溶けて艶をかけ、そしてあっという間に無くなってしまう。絶えず移り変わる景色の刹那、雪のイルミネーション。
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眠る雪の動物達 紺屋坂脇石段坂
大晦日の夕暮れからにわかに降り始めた雪がドンドン旧市街中を塗り替えてゆく。
兼六園下バス停と兼六園桂坂口方面を繋ぐ階段坂(平らに薄く載った雪の様子から、つい数時間前まで雪が全くなかったコトがなんとなくお分かりになるでしょう)脇の斜面がプーリー犬(モップ状の毛足を持つ犬)が密集して寒さをしのいで眠っている風に見えてつい立ち止まる。
雪はしばしば、見慣れた風景の細部を思わぬカタチに変身させる。刻々と変化する‘そういうモノ’を見つけに眺めに逍遥するのも金澤らしい雪の楽しみ方。
2015年1月1日午前1時4分撮影 この場所を中心に 金澤コンシェルジュ通信マップ を表示
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雪の中の三博士 金沢城 いもり堀 広坂緑地
元旦の夕暮れ、あたり一面を真っ白に塗り替えた雪の中を旅行者風の三人が等間隔で姿勢良く歩いてゆく。(地図で兼六園から尾山神社へ向かうルートを調べてここを歩いている・・と想像)視界に入ってからず〜っと観るとはなしに眺めていて・・なんとなく「東方の三博士」の画を思い出していた。生態系にも配慮した控えめな(金沢城「本丸園地の森」には殆ど光が届いていない)ライトアップが始まって間もない時間。
しいのき迎賓館から金沢城までは完全に景観がコントロールされ、全面ガラス張りの金沢城公園側からは館の何処からでもその全貌がユッタリ見渡せる様になっている。 画面奥から金沢城、いもり堀(明治40年に旧陸軍が埋め立て戦後は長年テニスコートだったが移転、数年に渡る発掘調査後、鯉喉櫓台と共に復元)そして新たに整備された広坂緑地。今日積もった雪、目の前を通る人。金澤らしい、数百年に渡る時代が層を成してこの一瞬に成立した光景。
2015年1月1日16時51分撮影 この場所を中心に 金澤コンシェルジュ通信マップ を表示
しいのき迎賓館から金沢城までは完全に景観がコントロールされ、全面ガラス張りの金沢城公園側からは館の何処からでもその全貌がユッタリ見渡せる様になっている。 画面奥から金沢城、いもり堀(明治40年に旧陸軍が埋め立て戦後は長年テニスコートだったが移転、数年に渡る発掘調査後、鯉喉櫓台と共に復元)そして新たに整備された広坂緑地。今日積もった雪、目の前を通る人。金澤らしい、数百年に渡る時代が層を成してこの一瞬に成立した光景。
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観音院表参道 経田屋米穀店
東山一丁目(旧観音町)観音院に向かって真っ直ぐ伸びる参道(しばらく進むと観音坂の少し手前から斜め右に折れる、江戸時代とまったく変わらない道筋)大晦日の夜から元旦一日中降り続いて、2日も断続的に降って街中真っ白に染めた雪だけど、降っている最中もドンドン溶けて夜通し溶けて・・3日の夜にはご覧の様にかなり溶けてしまった。
右に写っているのは金沢市指定保存建造物、登録有形文化財(文化庁)でもある「経田屋」さん(1904年築)
数百年変わらない道筋と百年以上変わらない建物と・・遥か昔から変わらない月が見せるさり気なく美しい、金澤の夜の小景。
2015年1月3日18時15分撮影 この場所を中心に 金澤コンシェルジュ通信マップ を表示
数百年変わらない道筋と百年以上変わらない建物と・・遥か昔から変わらない月が見せるさり気なく美しい、金澤の夜の小景。
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元旦朧月 石浦神社
ほぼ一日中雪模様だった2015年元旦だけど実は・・時に吹雪いて、時に音もなくフワフワと舞い降る雪の合間に実は・・「あっ!」っと思わず声を上げたくなるような、軽い驚きにも近い‘月が雲間から覗く瞬間’が何度もあった。
金澤では天候が崩れるコトと何度も晴れ間が覗くコトがほぼイコール。そしてその晴れ間がしばしば神懸かり的な美しい光景を見せる。
ここは金澤の中心に位置する石浦神社(兼六園、しいのき迎賓館、21世紀美術館と四つ角を形成している金澤最古のお宮。創建は諸説あるが700年代、現在の地には明治13年から)断続的に雪が降る中を初詣に訪れて・・フト雪が止んでいるコトに気付いて空を見上げると松の枝の間に朧月。期待を裏切らず上回る見事な月の光景。
2015年1月1日19時06分撮影 この場所を中心に 金澤コンシェルジュ通信マップ を表示
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雪林烏図 金沢城「本丸園地の森」
金澤では雪は一気に積り、いつの間にか溶けて全てなくなり、また積りを繰り返す。大晦日まで一切雪がなかった金沢城「本丸園地の森」があっという間に雪に覆われた図。昨日まで裸だった木々の枝という枝を芯にして結晶が膨らんでいく様なカタチでびっしり雪が張り付いている。一息で降った雪ならではの特徴的で美しい雪の造形、光景。
いつもはあまり目立たない先端に停まっているカラス達がミョーに浮かび上がって心なしか落ち着かなく見えるのも面白い。時々松の枝葉にこんもり溜まった雪がダダダダっと音を立てながら落ちて、あちこちで小さい雪煙があがる、突然一瞬の強風とともに辺り一面雪が舞う、静寂の世界の様で実際はなかなか刺激的なライブな光景。
2015年1月1日16時30分撮影。 この場所を中心に 金澤コンシェルジュ通信マップ を表示
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雪明り雪灯り。広坂緑地
大晦日まで何処にも雪がなかったのに元旦に向けての一気に積もって、明けた2015年は一面の雪。
ここは市の中心に位置する、しいのき迎賓館裏手から金沢城まで続く広々とした芝生。20年近い議論の末ここを「何もない贅沢な空間」に整備するコトに決まった結果出現した。県庁舎もかなり削り、後ろにあった建物も撤去し、駐車場は地下に新設して・・金沢城の城壁をすっかり見渡せる広大な空間になった。
普段は地面を仄かに照らすコトに徹している照明は、真っ白に染まった平原のあちこちで間接照明になり空間を淡く照らす。極力石垣だけを浮かび上がらせるよう配慮したライトアップ(動植物への配慮から)、弱い光の点にしか見えない歩道を照らす照明と相俟って贅沢な雪見の空間が出現した。景観照明に細やかな神経を配る金澤ならではの、優しく暖かい雪の味わい。
2015年1月1日17時7分撮影。 この場所を中心に 金澤コンシェルジュ通信マップ を表示
普段は地面を仄かに照らすコトに徹している照明は、真っ白に染まった平原のあちこちで間接照明になり空間を淡く照らす。極力石垣だけを浮かび上がらせるよう配慮したライトアップ(動植物への配慮から)、弱い光の点にしか見えない歩道を照らす照明と相俟って贅沢な雪見の空間が出現した。景観照明に細やかな神経を配る金澤ならではの、優しく暖かい雪の味わい。
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奥村家土塀 冬の光
そもそも地元が「雪の金澤」を盛んにPRしてきた経緯もあり、なんとなく未だに「冬の金澤は雪に覆われている」イメージを持つ人も多いだろうけど実のところ雪は「あったりなかったり」で無い時の方が多い・・様に思う。暮れも押し迫ったこの日も見渡す限り雪はない。兼六園下から石引までそこそこの高低差をゆったり結ぶ兼六坂(尻垂坂)終盤近く、冬の淡い陽射しが加賀藩重臣奥村家の土塀の奥の方までスーっと淡く差し込んでいる。角度の低い光が土塀や石垣に作る陰影と相俟って「冬ならではの小景」を生み出している。土塀上の瓦の鈍い輝きもこの季節らしい。
金澤の冬の「弱く淡い光」の味わい。四季を巡る微かな変化の連続の中から時折り出現する、ごくささやかな美景。
2012年12月29日15時 この場所を中心に 金澤コンシェルジュ通信マップ を表示
金澤の冬の「弱く淡い光」の味わい。四季を巡る微かな変化の連続の中から時折り出現する、ごくささやかな美景。
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吹雪上がりの夜空 大友楼本店前
12月から2月に限り極端に日照の少ない金澤の冬(逆に3月から11月までの日照時間は東京よりも1割弱長い)だけど、実は細かく晴れ間が覗く日がとても多い。「弁当忘れても傘忘れるな」という金澤の諺は「天候がころころ変わる」コトをまず一番に、そして二番目に「雨が多い」コトを示している。(出掛ける時、既に雨が降っていれば&降りそうなら傘忘れないしね・・)
この日も金澤の冬らしい「回り舞台」の様な天候。日付けは変わっているけど「吹雪の神門 尾山神社」はこの日の夕方の話。曇って吹雪いて晴れて吹雪いて・・・舞台がグルグルと回る様な忙しい天候。そして何よりも・・雨上がりの美しい空を超えて「吹雪上がりの夜空」は格別なモノ。先程までの嵐もすっかり止んで無風&無音の中、天頂近くまで昇った月を仰ぎつつ歩く金澤の冬、晩春から盛夏にかけての夜歩きもそうだけど、冬のこういう時もちょっと異次元空間っぽい。
2013年1月26日午前1時0分27秒撮影 この場所を中心に 金澤コンシェルジュ通信マップ を表示
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観音坂 雪紅葉二片
桜の咲き方散る様と同様に紅葉の色付き方散る姿も毎年様々。あっという間に深紅に色付いてハラハラと舞い散るコトもあれば、いつまでも薄い紅色のままいつの間にか全て地面に張り付いている年もある。
いずれにせよ通常晩秋になるにしたがって天候のぐずつきと深まる寒さで蒔絵のような艶のある光景が楽しめるのだけど、今年は半ば以降例年にない暖かさと日照で色はあまり深まらず、落ちた葉は乾いて丸まって色褪せて(金澤では落ち葉は濡れて地面に張り付くのが普通)かなり例年とは違う様子、と思っていたら今度は12月始めに突然まとまった雪。(通常12月下旬までそれほど雪は降らない)機会を逸していた葉が一気に染まり枝から離れ、わずかに溶け残った雪と淡く艶やかなコントラスト。例年の金澤ではお目にかかれない珍しい光景。雪紅葉。
2014年12月9日16時36分撮影 この場所を中心に 金澤コンシェルジュ通信マップ を表示
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ひがし茶屋街 雪牡丹
金澤は年間で東京の9 割の日照がある(気象庁ここ30年の統計)と言えば大抵の人は驚くけれど・・モチロン雨の多さも全国有数(石川は高知、宮崎に続いて第3位)冬、雨は雪に姿を変えて降っては溶け降っては溶け(平均最低気温は最も低い2月で0.7度)風景に多彩な変化をもたらす。
この日ひがし茶屋街は水分をたっぷり含んだ「ぼた雪」で雪化粧。ほぼ無風の夜をフワフワと降りてきた雪はそのまま垂直にドンドン積み重なって、枝全体にふっくら綿花が載った様、同時に溶け始めて枝の咲きにはキラキラと水玉がガス灯越しに輝いている。
実は冬の金澤、一番景色がダイナミックに変わる季節でもある。
2013年1月18日午前零時42分撮影 この場所を中心に 金澤コンシェルジュ通信マップ を表示
この日ひがし茶屋街は水分をたっぷり含んだ「ぼた雪」で雪化粧。ほぼ無風の夜をフワフワと降りてきた雪はそのまま垂直にドンドン積み重なって、枝全体にふっくら綿花が載った様、同時に溶け始めて枝の咲きにはキラキラと水玉がガス灯越しに輝いている。
実は冬の金澤、一番景色がダイナミックに変わる季節でもある。
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根上松 薄雪化粧
気温があまり下がらない金澤(1月のココ30年の最低気温平均は東京大手町と同じ0.9度)の雪は基本降ってるそばからヒタヒタと溶ける。「金澤の雪は重たい」と言われるのは降雪と同時に溶け始めた水、をたっぷり含んで付着する様に積もるから。木々に降り積もった雪は絶えず少しずつ溶けながら葉や枝を濡らして幹に釉薬をかける。でもこの日はとても寒く、吹き付けるように僅かに舞った粉雪がそのまま張り付いて固まって普段とはちょっぴり違う光景。ズラリと並ぶ支柱に同じ向きで薄い雪の筋が描かれているのも面白い。もうじきキラキラ輝きながら溶け始め、多分夕方には大方無くなってしまう。
今だけのちょっと渋い雪、を纏った根上松。
2014年1月10日11時10分撮影 この場所を中心に 金澤コンシェルジュ通信マップ を表示
露結手水鉢 千杵坂脇
卯辰山菖蒲園の右奥に伸びる千杵坂、卯辰山三社への登り口に建つ鳥居脇に、「露結」の二文字(ご興味のある方はこちらを参照)が彫られた手水鉢がひっそりと佇んでいる。慶応3年に始まる卯辰山開拓で千杵坂を登った先には芝居小屋、茶屋なども置かれ、大変賑わったそう(藩営事業だったため明治維新で頓挫)訪れる人はまずここで手を清め、鳥居の下でお辞儀をして、いそいそと坂を登ったんだろうか。
一面色とりどりの落ち葉に囲まれ飾られている手水鉢を観て、そんなコトを想像した。
2013年12月2日15時15分撮影 この場所を中心に 金澤コンシェルジュ通信マップ を表示
一面色とりどりの落ち葉に囲まれ飾られている手水鉢を観て、そんなコトを想像した。
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梅ノ橋 白洲舞台
浅野川に掛かる梅ノ橋、前の晩に晴れたり降ったりしながらフンワリ積もった雪が(この街の冬は微風の日が比較的多い。最も風が強いはずの川の上、橋の欄干にも練り物を板に載せた如くこんもり積もっている)この日一日通勤通学、散策の人達にしっかり踏み固められて、橋の上は艶のある細かい白砂利をびっしり敷き詰めた様。
刻々と移り変わる細かいグレーの階調で構成された金澤らしいの冬の曇天。空の何処かがちょっとだけ開いて、そこから漏れた夕暮の蒼味も微かに交じりながら徐々に闇へ向かいつつある・・そんな時間。
このままここで「能」が始まりそうな・・そんな雰囲気(能舞台の周りに白砂利を敷き詰めるのは舞台が野外だった時の名残、白洲に光が反射して役者の顔がよく見えるように・・という配慮から)
夕暮の雪白洲の照り返しに浮かぶシテ方はきっと妖しく美しいだろうな。そんなコトを用事を済ませた帰りに渡りながらフト思った。
橋の袂にはコミュニティバスの停留所もあり、界隈に住む人には何気ない日常風景の一つ・・でもある。 2013年01月18日 17時26分撮影
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刻々と移り変わる細かいグレーの階調で構成された金澤らしいの冬の曇天。空の何処かがちょっとだけ開いて、そこから漏れた夕暮の蒼味も微かに交じりながら徐々に闇へ向かいつつある・・そんな時間。
このままここで「能」が始まりそうな・・そんな雰囲気(能舞台の周りに白砂利を敷き詰めるのは舞台が野外だった時の名残、白洲に光が反射して役者の顔がよく見えるように・・という配慮から)
夕暮の雪白洲の照り返しに浮かぶシテ方はきっと妖しく美しいだろうな。そんなコトを用事を済ませた帰りに渡りながらフト思った。
橋の袂にはコミュニティバスの停留所もあり、界隈に住む人には何気ない日常風景の一つ・・でもある。 2013年01月18日 17時26分撮影
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月下氷柱 尾山神社
殆ど氷点下にならない金澤も春の始まりが近いこの頃になるとようやく、零度を下回る夜が時々訪れる。(最近30年の統計で平均最低気温が最も低いのは2月、勿論マイナスではない。ちなみに12〜2月の最低気温は名古屋とほぼ同じで、12月と1月は金澤の方が若干高い)
宴の帰り道、立ち寄った尾山神社の鎖樋が凍って見事な氷柱が出来ていた。折良く一四夜の月も雲間から顔を出し、ちょっとゾクゾクする位美しい光景。
この日しばしば降った雪にすっかり洗われ、澄んだ濃い蒼色の夜空。真っ白い、ホントに真っ白い雲がゆっくり千切れ流れていく中に浮かぶ月、風も無く雪の溶け落ちる音も無い静かな夜に鈍く輝く氷柱。2月の金澤らしい幻想的な月の風景。
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宴の帰り道、立ち寄った尾山神社の鎖樋が凍って見事な氷柱が出来ていた。折良く一四夜の月も雲間から顔を出し、ちょっとゾクゾクする位美しい光景。
この日しばしば降った雪にすっかり洗われ、澄んだ濃い蒼色の夜空。真っ白い、ホントに真っ白い雲がゆっくり千切れ流れていく中に浮かぶ月、風も無く雪の溶け落ちる音も無い静かな夜に鈍く輝く氷柱。2月の金澤らしい幻想的な月の風景。
2013年02月24日23時31分撮影 この場所を中心に 金澤コンシェルジュ通信マップ を開く
梅ノ橋 降雪画
「梅ノ橋 雪白州舞台」とほぼ同じ時に撮影した光景。 橋の向うは茶屋街を抱える古い街。こちら側にはバブルの頃林立したマンション群・・・その間に掛かる、元々は1910年に旦那衆の一人が茶屋街へ通うために自腹を切って掛けた橋。今は元の意匠を生かしつ市が2009年に架け替えた四代目になる。
元々の「この場所に橋を架けよう」と思った旦那衆も金澤らしいし、二度流失した後「市民からの強い要望に応えて」市が新たに架ける・・のもとても金澤らしい。
よく「金澤には古いモノが残っていて風情がありますね・・」なんて言われ、モチロンそれもそうなんだけど・・この街に住む人達が「新たに」発案し付け加えてきたモノが見事に調和して「その時代時代の金澤」の風景を作ってきたコト、こそがこの街の一番の魅力。
金澤を金澤らしくしているのは常に「今の金澤人」。 このライトアップにしても金沢市観光協会現職の方の提案によるモノだし(^_-)-☆
2013年01月18日17時28分撮影 この場所を中心に 金澤コンシェルジュ通信マップ を開く
元々の「この場所に橋を架けよう」と思った旦那衆も金澤らしいし、二度流失した後「市民からの強い要望に応えて」市が新たに架ける・・のもとても金澤らしい。
よく「金澤には古いモノが残っていて風情がありますね・・」なんて言われ、モチロンそれもそうなんだけど・・この街に住む人達が「新たに」発案し付け加えてきたモノが見事に調和して「その時代時代の金澤」の風景を作ってきたコト、こそがこの街の一番の魅力。
金澤を金澤らしくしているのは常に「今の金澤人」。 このライトアップにしても金沢市観光協会現職の方の提案によるモノだし(^_-)-☆
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