ひがし茶屋街 雪牡丹

 金澤は年間で東京の9 割の日照がある(気象庁ここ30年の統計)と言えば大抵の人は驚くけれど・・モチロン雨の多さも全国有数(石川は高知、宮崎に続いて第3位)冬、雨は雪に姿を変えて降っては溶け降っては溶け(平均最低気温は最も低い2月で0.7度)風景に多彩な変化をもたらす。
 この日ひがし茶屋街は水分をたっぷり含んだ「ぼた雪」で雪化粧。ほぼ無風の夜をフワフワと降りてきた雪はそのまま垂直にドンドン積み重なって、枝全体にふっくら綿花が載った様、同時に溶け始めて枝の咲きにはキラキラと水玉がガス灯越しに輝いている。
  実は冬の金澤、一番景色がダイナミックに変わる季節でもある。

2013年1月18日午前零時42分撮影 この場所を中心に 金澤コンシェルジュ通信マップ を表示