桜の咲き方散る様と同様に紅葉の色付き方散る姿も毎年様々。あっという間に深紅に色付いてハラハラと舞い散るコトもあれば、いつまでも薄い紅色のままいつの間にか全て地面に張り付いている年もある。
いずれにせよ通常晩秋になるにしたがって天候のぐずつきと深まる寒さで蒔絵のような艶のある光景が楽しめるのだけど、今年は半ば以降例年にない暖かさと日照で色はあまり深まらず、落ちた葉は乾いて丸まって色褪せて(金澤では落ち葉は濡れて地面に張り付くのが普通)かなり例年とは違う様子、と思っていたら今度は12月始めに突然まとまった雪。(通常12月下旬までそれほど雪は降らない)機会を逸していた葉が一気に染まり枝から離れ、わずかに溶け残った雪と淡く艶やかなコントラスト。例年の金澤ではお目にかかれない珍しい光景。雪紅葉。
2014年12月9日16時36分撮影
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