曇天螺鈿 早朝兼六園

多彩な早朝の兼六園の味わいの中でも私の一番のお気に入りは、
ここで何度も紹介している霞ヶ池、親不知(おやしらず)からの唐崎松方面の眺め。
昼間や夕方に何気なく訪れてもしばしば「ハッと」する美しい風景に出会えるけど
夜明け前から早朝までの時間は、まだまだ鯉達の動きも緩慢で、
波立ちの少ないツルンとした鏡の様な水面に刻々と変わる空の表情も映り込み
思わず見惚れる様な光景が目の前に展開するコトが多い。
夜明けを眺める場所としてこの場所はかなりのオススメポイントだけど
もしも曇っていたり、または雨天の場合でも・・・
どうか「夜明け鑑賞」を中止しないで頂きたい。
金澤独特の変化に富む空模様、この日は夜中の晴れからドンドン曇ってきて、
一瞬弱い朝焼けに染まるもまた曖昧な曇になり、雨が降り出し・・・
(水面に跡がポツポツ見えるでしょう?)
という一般的には
「早朝のひとときを外で過ごす様なコンディションでは全くない」にも関わらず、
兼六園、霞ヶ池は湖面全体が貝殻を裏返した様な優しく淡い光沢を放って・・・
この日この時だけの美しく味わいのある光景。
2008年07月21日 午前04時29分撮影
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