この写真からも一目瞭然だけど・・浅野川はホントに浅い。特に旧市街は浅い箇所が多い。(浅野川大橋から小橋だけは可動堰によって逆に「湖」の様になっているコトが多い。主計町を映す水面がしばしば鏡の様なのはこのため)
その川底は上流から運ばれてくる土砂によって、絶えず変化しモチロン水流も微妙に変わり続ける。そんな中で燈ろうをスムースに流すためににも、川面に立つ多くのスタッフが絶えず微調整をする。
普段も綺麗にライトアップされる梅ノ橋、今日は川面に浮かぶ燈籠も加わり、いっそう華やかな美しい光景。
右側の橋脚左脇から下流に向けて細長く微かにみえる「黒い筋」はこの日の朝、突貫工事で造成した「メイン会場前の流れを整えるための」ささやかな中洲。
一見、ふわりふわりと自由気ままに流れて美しい光景を展開している様に見える燈籠達の動きは、細やかな配慮によって「いい塩梅に」コントロールされている。
金澤人らしい繊細な気配りが、実はこのイベントの美を支えている。
2011年06月03日 19時47分撮影
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