天神橋 冬の朝

10年、11年と例年になく寒波が押し寄せて久々に「そこそこ」の積雪に見舞われている金澤だけど、それでもはやり基本的に雪は「降っては溶け降っては溶け」※
クリスマス過ぎからかなり降った雪は跡形もなく溶け、
その後年末にかけて降った雪も溶けて、年明けに降った雪も溶けて・・・
そして1月8日前夜に降った雪が「初雪のように」真っ白く薄く積っている。
空間全体に光が拡散して白く輝く朝。
(橋の上に積もった雪が欄干の裏側まで照らしている)
回り舞台の様に目まぐるしく変わる金澤の冬の天候、
雪が降った晴天の翌朝は眩い光の乱舞の中、雪解けの水があたりを濡らし輝かせ、あちらこちらで「岩清水」が滴り落ちるような音を立て・・どんどん雪の降る前の景色に戻っていく。そしてまた雪が降り・・・
金澤の冬は決して「雪に閉ざされた重苦しい冬」ではなく・・・
むしろ一年で一番変化のある季節。(2011年1月8日午前9時40分撮影)

※雪の降る街=寒い街、と単純に思いがちだけど夜の気温が零下になる日は・・
例えば関東平野に比べても全然少ない。
実際これを書いている今日(2011年1月18日)も「寒波」に見舞われている金沢の最低気温は1度。対して連日晴れている埼玉、群馬、などは連日マイナス3度〜4度。
(東京も都心を少し外れれば同じくらいの気温)
空っ風(かなり強風)も吹くので体感温度はもっともっと低い。
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