桜は、それ自体が醸し出す味わいもしばしば夢の様だけど、そこに居合わせた人達もさりげなく、否応なしにちょっぴり違う次元に連れてゆく、ように思う。
ことさら花を眺めているワケではない人達をも、ゆったりと時に足早に、変化し続ける桜は巻き込んで、その瞬間だけの愛おしい風景を出現させる。私達を楽しませる四季の様々な変化の中でこういう‘魔法’が使えるのは桜だけかもしれない。
兼六園下から石川橋をくぐって広坂方面へ向かう人達、次の目的地に向かうのか、そろそろ疲れてきて家路につこうとしているのか、はたまた・・・
2018年4月3日18時19分
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