老朽化が進んでいた中の橋が‘お色直し’(4月中旬から通行止め。橋の上に作業小屋を作っての作業。工事というより地道で高い技能を要する木工仕事)をして20年ぶりに蘇った。
真新しい木の香りを放ち、色もかなり明るくなって(これから何年もかけて徐々に渋い色になっていくんだろう)通るだけでちょっとワクワクする。
昼間の暑さの代わりに夜の散歩がますます快適になる季節、夜風の香りを楽しみながら歩いていると大分傾いた三日月に気が付いた。橋の上から沈みゆく月を眺めようと階段に歩いていく途中、その手摺と高欄が作る構図の中に月が丁度良くハマる瞬間があった。
奥行きのある真新しい木箱に三日月が収まった様な・・・そんなカンジ。これも金澤らしい月の光景。
2013年06月14日 22時09分撮影
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