金澤は雨も多いけど日照時間もそれ程少なくない(ここ20年くらい平均で東京の約9割)確かに冬に限って日差しは少なくなるけど、それでも細かい晴れ間が無数に挟まる日は多い(何回も・・というよりは‘無数’と言ったほうが感覚的には近い。天気雨も多いし)
街中・・・家々も木々も道路もシットリと濡れたトコロに陽光が当たってきらめく、そんな光景が頻繁に出現する。
卯辰山中腹へ伸びる帰厚坂は最期の藩主が民衆のための厚生施設建設事業の中で切り開いた坂筋が原型。‘藩主の厚き徳に帰する’坂というのが名の由来。(城を見下ろすコトが出来る、という理由でそれまで庶民の卯辰山入山は禁止されていた。確かにこの遥か向う正面には兼六園の木々が見える)
その両サイドから気の早い木々達が散らした葉、まだまだ紅葉もまばらな森、連なる瓦屋根・・・全てが柔らかい艶を放っている。まだまだ紅葉序盤の美しい光景。
2012年11月10日 13時25分撮影
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