Blue moon逍遥 山錦楼

夏も終盤に向かいつつある8月と9月の境目の夜、2012年は「月に二度目の満月」Blue moon。 夜の大気はワクワクする香りに満ちて、月を巡って歩くにはベストな頃。 
「酔月」のトピックから30分も過ぎた頃、ちょっぴり傾きはじめた月が 犀川沿いの料亭「山錦楼」の上に浮かぶ。 
 こうやって何かを前景として、何かの上に浮かぶ月こそが金澤らしい味わい。

子供の頃は絵本でみた様な・・広い空にぽっかり浮かぶ満月に憧れたコトもあったけど・・。 というかこっちの方が却って絵本みたいかも・・(^^ゞ 

蛤坂の中腹に建つ三階建(こちら側、背面は四階建て)の建物は大正時代から今も変わらず金澤らしい・・不思議な存在感を漂わせている。 
川のこちら側はかつて「人口あたりの飲み屋の数が日本一多い」と言われた繁華街。今でも川沿いに並ぶビルにはラウンジやbarがビッシリ。 
ここにも柔らかい次元の境目がありそう。

2012年09月01日03時34分撮影 この場所を中心に 金澤コンシェルジュ通信マップ を表示