一年で一番遅く夜の帳が降りる6月下旬(この日、日没は19時16分。30分ほどは余韻が残るから完全な夜になるのは20時!近く)夏の中盤以降にもよく出現する、燃える様な濃い夕暮れを迎えている浅野川河畔。
複雑な地形と狭い道が入り組んだ旧市街では、東西の空が広く見渡せる二つの川は夕暮れの多彩な変化を眺める絶好の場。
山頂でご来光を眺め海で夕陽を見送る様に(サンライズ・ビーチよりも、サンセット・ビーチがすんなり来るように)
‘感覚的に低い方に陽が沈む’のが生理的にも受け入れられやすいだろう。 金澤の二つの川も下流方向に陽が沈む。
浅野川大橋(藩政期は「轟の橋」と呼ばれる木製の橋が架かっていたそうだ。参勤交代の行列もここを通った)方向、川下を向いて座り、背後から穏やかな川風を受け、ゆっくり色を変えていく幾重にも織り成す雲の帯ウットリ眺める。 これが川上方向だと多分・・‘なんとなく’しっくりこない(^^ゞ
・・実はこういうコトも金澤の魅力の一端。
このままここで暗くなるまで佇むのもいいけど、ひがし、主計町・・二つの茶屋街にも徒歩でそれぞれ1分、3分の距離。素敵なショーのアフターを楽しむお店にも事欠かない。
2012年06月23日 19時22分撮影
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