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淡い色の雲が浮かぶ透き通った空と犀川大橋が見事な調和を見せている秋の夕方。
現在の橋が架けられたのは1924年だから90年近く(前田利家がこの場所に橋を架けてからは400年以上が経つ)街の歴史を見守ってきた金澤のシンボル的な存在でもある。(この構造の道路橋としては日本最古、とのコト)
意外と気付いていない人も多いと思うけど綺麗な五層のグラデーション(加賀友禅のぼかし配色法を用いている)に塗り分けられている。
そうなったのは1993年の塗り替えの時からで(2008年に再塗装)数年に渡って多くの有識者の慎重な検討が重ねられたコトが功を奏し、ホント自然に周囲に溶け込んで様々な美景を出現させている。(2000年には国の登録有形文化財に指定された)
今日は空と絶妙なバランスを見せているけど、曇天下の水の色にも近く、そんな時は川面が反映して橋に染みこんでいる様にも見える。
それにしても見事な配色。
古いものの良さを残しつつ新しい何かを加えていく「金澤人の気質」がここにもしっかり発揮されている。 2011年09月23日17時38分撮影
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