月に柳 ひがし二番丁 中秋

中秋のお月見と言っても秋の夜空にポンと浮かんでいる月をただ眺めるだけでは・・・
少々物足りない。金澤旧市街では・・・様々な風景の中に配置されて(浮かんで)いる月を眺め楽しむコトが出来る。
刻々とカタチを変えながら流れていく雲、一歩一歩、歩みを進める度に変化していく周りの景色、その中に浮かぶ月。
一瞬一瞬の光景の連続した味わいが金澤のお月見の醍醐味。

これは中秋、ひがし茶屋街、広見からの一瞬の光景。
歩きながらこの前後何枚か写真を撮ったけど、後で観てみるとそれぞれ雰囲気が違う。
月の浮かぶ「絵」の中に入ってその中を自由に歩きまわっている・・・そんな感覚。
旧市街の散策ではしばしばそういう「絵の中にいる様な感覚」を体験するコトが出来るけれど、こんな月夜はひときわ。

狭い旧市街の複雑な地形に様々な魅力的な要素が配置された、金澤でしか体験出来ない、真に金澤らしいお月見、月の光景。2010年9月23日午後7時25分撮影
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